Japanische Klassiker mit Furigana
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あんじゅうこん
安重根
谷 譲次
Lesen Sie 安重根 (あんじゅうこん) von 谷 譲次 (たにじょうじ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 49.548 Zeichen · 100 Bildschirme
こっちでも、あちこち心当りのところへ人をやって探してる最中なんです。
朴鳳錫 (戸口へ進みながら)君らは、今朝からそうやって入りかわり立ちかわり安君を探しに来るが、僕らが安君を隠しているとでも思ってるのか。
同志一 (鄭吉炳へ)そうですか。(独言のように)変だなあ――けさ着いたまではわかってるんだが、すると、それからどこへ廻ったんだろう?
同志二 (朴鳳錫へ)いや、そういうわけじゃあありません。あんまり皆が待ってるもんだから、じっとしていられなくて、ことによると、もうここへ来てるかもしれないと思って来てみたんですが――そうですか。じゃあ、また――。
二人は急いで降りて行く。
朴鳳錫 変だなあ実際。安君はいったいどうしたんだろう?
李剛 (気がついたように)白基竜はまだ帰らないか。朴君、窓から見てごらん。
朴鳳錫 自転車で行ったんですし、それに、そんなに遠いところじゃなし、もうとうに帰ってなくちゃならないんですが、(正面の窓に立って下の往来を覗き、すぐ背伸びして遠くの港を見る)船が入港って来た。軍艦らしい――そうだ。日本の軍艦だ。
クラシノフ (舌打ちして)またか。