Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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しょうねんれんめい

少年連盟

佐藤 紅緑

Lesen Sie 少年連盟 (しょうねんれんめい) von 佐藤 紅緑 (さとうこうろく) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 110.920 Zeichen · 219 Bildschirme

Aozora Bunko

にひっかかったえたいの知れない油布でつくったらしい、巨大なたこのようなものを発見した」

「ああそれはぼくらがつくったたこです」

とドノバンがさけんだ。

「海蛇はためつすかしつして見ていたが、思わず大声でさけんだ。『これは人間がつくったものだ、この島にはおれたちのほかに、いく人かの人間が住んでる、おれたちは早くさがしださねばならないぞ』

ぼくはこれを聞いて心のなかにさけんだ、しめた! のがれる日が近づいたのだ、悪人どものすきをうかがってのがれよう、そして島の人たちに救ってもらおう、たとえそれが蛮人であってもいい、極悪の人殺しの悪漢どもといっしょにいるよりか、どれだけ幸福かしれやしない、だが、海蛇のやつもなかなかぬけめがない、その日から看視は前にまして厳重を加えた、海蛇どもは急に元気おうせいになって足を早めた、湖の東岸をそって南へ南へと歩いた、だがいってもいっても人の住まいはおろか、踪跡らしいものにもあわない、一つの煙、一発の銃声もきかない」

「それはぼくらがあいいましめて、洞穴にかくれていたからです」

と富士男がいった。

「だが海蛇どもは失望せずに進んだ、そしてとうとうきみらを発見した」