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Japanische Klassiker mit Furigana

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しょうねんれんめい

少年連盟

佐藤 紅緑

Lesen Sie 少年連盟 (しょうねんれんめい) von 佐藤 紅緑 (さとうこうろく) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 110.920 Zeichen · 219 Bildschirme

Aozora Bunko

彼は急に考えを変えた。

「そうだ、富士男君を大統領にすると、仲の悪いドノバンがなにをするかわからない、連盟の平和のために、自分が甘諾するのは、さしむき取るべき道ではなかろうか」

かれがこう思っているうちに、富士男は一同にいった。

「ゴルドン君の万歳をとなえようじゃないか」

「ゴルドン君万歳!」

一同はさけんだ。

「少年連盟万歳」

冬ごもり

島の各所の命名はおわった。少年連盟の盟主はゴルドンにきまった。ある日富士男はゴルドンにこういった。

「きみに相談したいことがある」

「なんだ」

「われわれの冬ごもりのことだ、もしぼくらが想像するごとくこの島が、ニュージーランドよりずっと南のほうにあるものとすれば、これから五ヵ月のあいだ――十月までは雪のために外へ出ることはできまいと思う。そのあいだわれわれは、なんにもせずに春を待っているのは、きわめておろかな話だと思う。われわれは少年だからいかなるばあいにも学問をやめてはならん」

「むろんそうだ」

「そこでわれわれはこの冬ごもりのあいだに、日課を定めて勉強したいと思うがどうだろう」

「賛成賛成、ぼくもそれを考えていたところだよ、すぐに実行しよう、それにはなにか方法があるかね」