Japanische Klassiker mit Furigana
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しょうねんれんめい
少年連盟
佐藤 紅緑
Lesen Sie 少年連盟 (しょうねんれんめい) von 佐藤 紅緑 (さとうこうろく) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 110.920 Zeichen · 219 Bildschirme
「あの声をきけよ、ぼくらのテントをねらって、野獣がやってくるようだ」
「うん、ジャガー(アメリカとら)か、クウガル(ひょうの属)だろう、どっちにしたところがたいしておそるるにおよばない、さかんにたき火をたけよ、かれらはけっしてたき火をこえて突入することはないから」
ものすごい咆哮は、かなたの森のやみの底からひろがってくる、猟犬フハンはむっくとおきて憤怒のきばをならし、とびさろうとするのをゴルドンはやっとおさえつけた。
「きたぞきたぞ」
とバクスターはやみをすかして見ていった。いかにもそのとおりである、ちょうど十間ばかり前に、血にうえた幾点点の眼の光! ただそれだけがたき火にうつって、しだいに近づくのが見える。
「だいじょうぶだ」
声とともに一発の銃声が夜陰の空気をふるわした。
「手ごたえがあったぞ」
とドノバンがいった。バクスターは燃えしきるかれ枝を手に取って動物の群れに投げこみ、その光で周囲をじっと見つめた。
「逃げたらしいぞ」
「一頭だけたおれてる」
「またやってきやしまいか」
「だいじょうぶだ」
だが一同はもうねむることをやめた。ここは左門洞から九マイルのところであった。