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Japanische Klassiker mit Furigana

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さんしょううお

山椒魚

北大路 魯山人

Lesen Sie 山椒魚 (さんしょううお) von 北大路 魯山人 (きたおおじろさんじん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 2.837 Zeichen · 6 Bildschirme

Aozora Bunko

てみた。こんどのは前よりは大きく二尺余りもあったろう。

例の伊谷氏や美術学校の正木直彦氏はじめ物好きな人々を十人ばかり招待して、その山椒魚をご馳走したわけだが、この時も前と同じように、なかなかやわらかくならない。物好きな客人たちは山椒魚を料理するところを見たいと言い、みな集まってから料理を始めたので、結局ご馳走するのは、大分時が経過してからであった。だが、それがために充分やわらかいとは言えなかった。しかし、いずれの面々も、山椒魚の料理を非常に美味がって、お代りしたほどであったが、以前と同じように、やはり、翌日のほうがやわらかく、味もずっとよかった。三回目は鎌倉の自宅で食った。これは出雲の人から贈られたものだが、なんでも山口県の山中で捕れたものだと言う。聞くところによれば、あの辺の人は始終食っているとのことで、山椒魚料理は必ずしも珍しくないと言う。

その時の話では、土地の人はたまさか山椒魚を山道で見付けると、その場で焼いて食うのだと言う。おそらく塩か醤油をつけて食うのだろうが、山椒魚は山にも登るものとみえる。さて、この時は大阪でも一流と言われる骨董紳商の面々にご馳走したのであるが、なんでも知っていそうな通人の多い骨董屋にもかかわらず、誰ひとりとして山椒魚の味を知っている者がなかったところをみると、やはり、