Japanische Klassiker mit Furigana
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ばくまついしんかいこだん
幕末維新懐古談
高村 光雲
Lesen Sie 幕末維新懐古談 (ばくまついしんかいこだん) von 高村 光雲 (たかむらこううん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 7.468 Zeichen · 15 Bildschirme
に筆を執っておった。今日はまた米遊中であります。
佐野喜三郎君、この人も文筆の人で角田浩々歌客と号した新聞記者の弟で、私の門下に来てなかなか前途のあった青年であったが、途中文学に代り、天声という名で物を書いておった。今日は郷里駿河富士郡に帰っている。
増田光城君、この人はなかなか綿密な人で作もまた驚くほど綿密であった。気の毒なことには郷里で学友と猟に行き、散弾を頭に中てられて負傷したため健康を害し、製作も前のように行かなくなった。古社寺保存会の用向きで紀州熊野に行きそのまま帰らず、今日は消息も絶えている。
荒川嶺雲君、島根の人で、私の門を去ってから、今日も郷里にて研究を続けている。
小泉徳次君は、鎌倉雪の下に住み、鎌倉彫りの方をやっている。この人は私が猿を彫った時分にいた弟子の一人です。
根岸昌雲君、京都の人で、或る人から頼まれ弟子にしたが、私の家にはいなかった。
山形の人で菅原良三(この人は中途病死)、名古屋の人で小島伝次郎、三重の人で乾丹蔵、根津のおかめそばの悴で伊藤義郎などいう弟子が相前後していました。それから細木覚次郎君は内弟子となって修業中、気の毒なことに脚気衝心で私宅にて亡くなりました。