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Japanische Klassiker mit Furigana

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げんだん

幻談・観画談 他三篇

幸田 露伴

Lesen Sie 幻談・観画談 他三篇 (げんだん) von 幸田 露伴 (こうだろはん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 80.544 Zeichen · 161 Bildschirme

Aozora Bunko

勿論深草を尋ねても鐙はなくって、片鐙の浮名だけが金八の利得になったのである。昔と今とは違うが、今だって信州と名古屋とか、東京と北京とかの間でこの手で謀られたなら、慾気満の者は一服頂戴せぬとは限るまい。片鎧の金八はちょっとおもしろい談だ。

も一ツ古い談をしようか、これは明末の人の雑筆に出ているので、その大分に複雑で、そしてその談中に出て来る骨董好きの人※(二の字点、1-2-22)や骨董屋の種※(二の字点、1-2-22)の性格風がおのずと現われて、かつまた高貴の品物に搦む愛着や慾念の表裏が如何様に深刻で険危なものであるということを語っている点で甚だ面白いと感ずるのみならず、骨董というものについて一種の淡い省悟を発せしめられるような気味があるので、自分だけかは知らぬが興味あることに覚える。談の中に出て来る人※(二の字点、1-2-22)には名高い人※(二の字点、1-2-22)もあり、勿論虚構の談ではないと考えられるのである。

定窯といえば少し骨董好きの人なら誰でも知っている貴い陶器だ。宋の時代に定州で出来たものだから定窯というのである。詳しく言えばその中にも南定と北定とあって、南定というのは宋が金に逐われて南渡してからのもので、勿論その前の北宋の時、美術天子の徽宗皇帝の政和宣和頃、即ち西暦千百十年頃から二十何年