Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

のちのなりひらぶんじ

後の業平文治

三遊亭 円朝

Lesen Sie 後の業平文治 (のちのなりひらぶんじ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 109.545 Zeichen · 216 Bildschirme

Aozora Bunko

ことが出来ませんので、その翌晩通夜(つや)をいたし、翌早朝葬式を途中まで見送って、自分は西丸下へ帰り、お葬式(とむらい)は愛宕下(あたごした)青松寺(せいしょうじ)で営みまして、やがて式も済みましたから、文治は※※(かみしも)のまゝ愛宕下を出まして、亥太郎、國藏、森松の三人を伴い、其の他の見送り人は散り/″\に立帰りました。丁度江戸橋へ掛ってまいりますと、朝の巳刻(よつ)頃でございますが、向うから友之助が余程の重罪を犯したものと見えて、引廻しになってまいります様子、これは友之助の罪状が定(きま)って、小伝馬町(こでんまちょう)の牢屋の裏門を立出(たちい)で、大門通(おおもんどおり)から江戸橋へ掛ってまいりましたので、角の町番屋にて小休みの後(のち)、仕置場へ送られるのでございます。

五

文治が先に立って江戸橋へ向って参りますと、真先(まっさき)に紙幟(かみのぼり)を立て、続いて捨札(すてふだ)を持ってまいりますのは、云わずと知れた大罪人をお仕置場へ送るのでございます。文治は何気なく正面から罪人を見ますと、紛(まご)う方(かた)なき友之助ですから、はて不思議と捨札を見ると、「京橋銀座三丁目当時無宿友之助二十三歳」