Japanische Klassiker mit Furigana
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のちのなりひらぶんじ
後の業平文治
三遊亭 円朝
Lesen Sie 後の業平文治 (のちのなりひらぶんじ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 109.545 Zeichen · 216 Bildschirme
いや罪人どもは赤飯と聞いて悦んだの何(なん)の。
一同「へえ/\お有難う存じます、旦那様、寿命が延びます、辱(かたじけ)なく存じます」
文「一同今日は是にて引取りませえ」
とそれ/″\役人へ引渡しました。いやもう囚人(しゅうじん)どもは明日(あす)の赤飯を楽しみに喜び勇んで引取りました。思えば罪のないものでございます。此のお瀧と申します婦人はもと八丁堀の碁打(ごうち)阿部忠五郎という者の娘でございます。是にてお話が一寸(ちょっと)後(あと)へ戻ります。
十八
えゝ、大伴蟠龍軒は丁度秋のことでございますが、自分の屋敷に居りまして、手を拍(う)ち、
蟠「これ/\お瀧か、一寸(ちょっと)お出(い)で」
瀧「はい、何(なん)ぞまた旨い仕事でもありますか」
蟠「いやお瀧今日は御殿女中になって貰わにゃアならん」
瀧「おや、御殿女中とは俄(にわか)の出世だねえ、まア」
蟠「旨くやると今日こそ金になるぞ」
瀧「そりゃア有難いね」
蟠「緑町(みどりちょう)の口入屋の婆(ばゝ)アを頼んで置いたが、髪は奥女中の椎茸髱(しいたけたぼ)に結(ゆ)ってな、模様の着物も金襴(きんらん)の帯も或る屋敷から借りて置いた、これ/\安兵衞、緑町の婆アが来たら