Japanische Klassiker mit Furigana
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こころはおおぞらをおよぐ
心は大空を泳ぐ
小川 未明
Lesen Sie 心は大空を泳ぐ (こころはおおぞらをおよぐ) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 1.813 Zeichen · 4 Bildschirme
」と、おかあさんが、いわれたので、勇吉は安心して、また床にはいって眠りました。
朝になると、太陽はかがやいて、まったく昨夜のあらしをわすれたような、うららかなお天気でした。彼は、顔をあらうと、ねんのため、こいのぼりはどうなったろうと、いそいで学校までいってみました。
しかし、小使いさんが、わすれたのか、こいのぼりは一晩じゅう、雨風にさらされたとみえます。そして、半分ぬれながらも、あらしに負けず、元気でした。大きな口をあけ腹いっぱい風をすって、大空を泳いでいました。
「そうだ、ぼくも、あらしなんかに負けず、元気よくやるぞ!」と、勇吉は、自分と思った黒いこいにむかって、拍手をおくりました。
大空で、銀色の雲が、下を見て、わらっていました。