Japanische Klassiker mit Furigana
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かいせいガン
怪星ガン
海野 十三
Lesen Sie 怪星ガン (かいせいガン) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 113.544 Zeichen · 227 Bildschirme
そしてわれわれは、もっと楽しいことばかり考えるのがいいんです」
そういうところを見ると、ハイロもやっぱり動力室見学は、愉快なことではないらしい。
「ハイロ君のいうとおりだ。はやくここをでて、もっと愉快なところを見物させてくれたまえ」
「さあ、愉快なところというと、どこにしましょうか。映画見物か、それとも音楽会へいってみますか」
「いやいや、そんなところは、いつでも入場できる。きょうは、めったに見られないところを見物したいのだよ」
「それでは、どこがいいでしょうね」
「そうだ。ずんずん上へあがって、この国の一番外側へでて見たいね。さあ、そこへつれていってくれたまえ」
「うーん。それは……それはちょっと厄介だなあ」ハイロは、困ったという顔をした。しかし三根夫としては、怪星ガンの一番外側へでて、そこがどんなになっているかを見てくることが、予定のなかにはいっていた。なんとしても、それを知る必要がある。
「だって、ぼくはぜひ見物したいのだもの。ねえ、ハイロ君。ぜひつれていってよ。はじめのやくそくで、どこにでも案内してくれるはずだったね」
「でも、あそこへいけば、かならずつかまって、取調べをうけるにきまっているんですからねえ、そうすると、化けの皮がはがれますから、えらいことになりますよ」