Japanische Klassiker mit Furigana
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かいせいガン
怪星ガン
海野 十三
Lesen Sie 怪星ガン (かいせいガン) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 113.544 Zeichen · 227 Bildschirme
猫かぶりの客
救援隊ロケットの司令艇では、とつぜんのお客さんをむかえる準備にいそがしい。
なにしろあの傲慢で、やくそくもなんにも平気でやぶって、かってなふるまいをしてはばからないゴロツキ艇ギンネコ号の首脳部が、きのうとはうってかわり、わざわざこっちへくるというのであるから、テッド隊長以下の面くらったのはあたりまえだ。
「ギンネコ号から、形の小さいロケットが発射されました。大きくまわって、こっちへ近づきます」監視員が、艇内へ放送した。
なるほどテレビジョンの幕面に、それがうつっている。石油やガソリンを積む貨車に似たロケットだった。背中に、こぶのようなものがとびだしているのが、かわっていた。あっというまに三度ばかり司令艇のまわりをまわったが、あとになるほどスピードをおとして、四回目には母艇ギンネコ号の探照灯をうけて胴中をきらきら輝かしながら、司令艇の出入り口のうえに、こぶのようなものがすいついていた。あざやかな投錨ぶりだ。
それから五分すると、そうほうの打ち合わせがうまくいって通路が開かれ、ギンネコ号の乗組員が五名、どかどかと司令艇のなかへはいってきた。