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Japanische Klassiker mit Furigana

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きょうりゅうていのぼうけん

恐竜艇の冒険

海野 十三

Lesen Sie 恐竜艇の冒険 (きょうりゅうていのぼうけん) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 10.806 Zeichen · 22 Bildschirme

Aozora Bunko

この恐龍の頭部をつくり上げている材料になるものは、目のこまかい鎖網であった。その上に絹製の防水布と思われるものがかぶせてあり、これが、恐龍の皮膚と同じ色をし、そして上の方には目もあり口もあるのだ。たたみこむと、わずか一メートル立方の箱の中にらくにはいってしまうが、取り出してふくらますと、すばらしくでかいものになる。

恐龍の目の中に、写真機がとりつけられるようになっていた。その外、ぼくの設計にはなかったが、恐龍が首を上下左右にふることのできる仕掛がついていた。それはあやつり人形と同じような仕掛で、何本かの鎖が下に垂れていて、それを滑車とハンドルのついた巻取車で巻いたり、くり出したりすればいいので、この鎖はマストの中を通って艇内へ入れるようにと注意書きがしてあった。

とつぜん扉がノックされた。

鍵がかかっているので安心していたら、扉はがたんと開かれ、ボーイがはいって来た。

「きゃーっ」ボーイは、ベットのシーツをその場にほうりだして、逃げていった。

「しまったね。見られちゃったね」

「扉の鍵は君がかけたんだろう」

「たしかにぼくがかけた。おやおや、これではだめだ。