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Japanische Klassiker mit Furigana

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きょうりゅうていのぼうけん

恐竜艇の冒険

海野 十三

Lesen Sie 恐竜艇の冒険 (きょうりゅうていのぼうけん) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 10.806 Zeichen · 22 Bildschirme

Aozora Bunko

技士のアミール氏は、元海軍下士官で潜水艦のり八年の経歴がある人だそうで、ぼくたちに潜水艦の操縦を教えるのは上手であった。

「なあに、こんなものの操縦なんか、わけはない。自分が人間であることを忘れて、魚になったつもりで泳ぎまくればいいんだ。ほら、このとおり……」

アミール技士は、潜水艦を海面からさっと沈めたり、また急ぎ海面へ浮きあがらせたり、まるで自分が泳いでいるようにやってみせるのであった。

「ただ、忘れてならないことは、潜るときに、上甲板への昇降口が閉まっているかどうか、それは必ずたしかめてからにすること。いいかね」

「はいはい。聞いています」

「それから、潜るときの注意としてもう一つ。それは上甲板に水につかっては困るものが残ってやしないか、それに気をつけること」

「なんですか、水につかっては困るものというと……」

「実例をあげると、すぐ分る。たとえば、上甲板に人間が残っている。それを忘れて、そのまま艇が海の中に潜ってしまえば、その人間は、たいへん困るだろう。困るどころか、溺死してしまうからね」

「ははーん、なるほど」

「第二の例。上甲板に、虫のついた小麦粉を陽に乾してある。