Japanische Klassiker mit Furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme
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大騒ぎになりましたが、丁度此の時遊びにまいって居たのが榊原藩の重役中根善右衞門の嫡子善之進と云う者でございますが、御留守居役《おるすいやく》の御子息で、まだ二十四歳でございますから、隠れ忍んで来るが、取巻は大勢居まして、
取巻「もし困るではございませんか、遊女屋の二階で柔術の手を出して、若者に拳骨をきめるという変り物でございますが、大夫が是にいらっしゃるのを知らないからの事さ、大夫のお馴染を知らないで通うぐらいの馬鹿さ加減はありません、あなた一寸お顔を見せると驚きますよ、ちょいと鶴の一と声で向うで驚きますよ、ね小増さん」
小増「左様さ、一寸顔を見せてお遣りなさいよう」
と大勢に云われますと、そこが年の往かんから直ぐに立上りましたが、黒出の黄八丈の小袖にお納戸献上の帯の解け掛りましたのを前へ挟みながら、十三間平骨の扇を持って善之進は水司のいる部屋へ通ります。又市は顔を一寸見ると重役の中根でございますから、其の頃は下役の者は、重役に対しては一言半句も答えのならぬ見識だから驚きました。後へ下って、
又「是は怪しからん所で御面会、斯る場所にて何とも面目次第もござらん」