Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme
ては居りますが、その兄が達者で居りますれば、それが力でございますから、兄弟二人で敵を打ちまする心得、何れ無事で帰って来ましたら、御恩返しも致しましょうから、何卒叔父さん和尚様にお暇を頂いて敵討にお遣りなすって下さいまし」
萬「旦那様え、敵討え、旦那様」
和「いやはや何うもえらい事を云い居るな、何うじゃろう萬助」
萬「どうも、飛んだ事を云い出しました……敵討……年の行かぬ身の上で、お父さんの敵を討ちたいというのは善々此の子も口惜しいと見えます、もし旦那様、私も何うも、それは止すが宜いとは云い悪うござりますが、何うしたら宜うございましょう」
四十七
和「これは何うも留ることは出来ぬなア、思い立ったら遣るが宜い」
萬「遣るたって何うも私は主人の娘が敵討をすると云うなら、一緒に行きてえのだが、今いう通り婆が死に掛って居るから、それを置いて行く訳にもいきませんが、一人で行かれましょうか」
和「いや其処は所謂観音力で、何んな山でも何んな河でも越えられるのが観音力じゃ、敵を討ちたいという的が有って信心して札を打てば、観音の功力で見事敵を討遂せるだろう、こりゃア望の通り立たせるが宜い」