Japanische Klassiker mit Furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme
やくざな野郎になってしまったが、何処へ往きやアがったか、能く女郎を買って銭が欲しい所から泥坊に成る者も有るからのう婆様、と云われる度に胸が痛くて寧そ放ん出さないば宜かったと思ってなア、若しや縄に掛って引かれやアしないかと心配して忘れる事はないだ…何ういう訳だい、巡礼に成って此処え来たのは」
繼「はい実はこれ/\/\/\でございまする」
と涙ながらに、三年前の越中の高岡から旅立を致しましてと細かに話をした時は、婆さんも大きに驚いて、親の敵を討とうと云う事なら、手前ばかりではいけない、今に文吉が帰って来れば力に成って、仮令相手は何んな侍でも文吉が助太刀をして討たして遣るから、決して心配せずに、心丈夫に思って居るが宜いが、此の連れの方は何ういう人だと問われて、是もこれ/\と身上を打明けると、婆は一通りならぬ喜び、文吉も共に力に成りまして、田舎は親切でございますから、山之助までも大事に致して呉れます。山之助の身の上を聞いて伯父文吉が得心の上、改めて夫婦の盃をさせ内々の婚姻を致させましたから、猶更睦じく両人は毎日葛西の小岩井村を出て、浅草の観音へ参詣を致して、是から江戸市中を流して歩るきます。