Japanische Klassiker mit Furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme
百「あんたア立派な好い嫁を貰って、まだ孫が出来ないだねえ」
婆「まだ出来ないよ、あんたア子供は幾人有るだかなア」
百「私ア二人でなア、惣領の姉に養子をしたゞが、養子は堅い人間だからまア宜いでがすが、弟の野郎が十三になり奉公をすると云うので、それからまア深川の菓子屋へ奉公に行ってるだ」
婆「はえゝ然うかえ、もう十三だって、早いもんだのう」
百「それで何だ、深川の猿子橋の側の田月という大い菓子屋の家に奉公をしてるだが、時々まアそれ親が恋しくなると見えて、来て呉れというので、私も野郎が厄介に成ると思って、菜の有る時は菜を抜いて持ってッたり、また茄子や胡瓜を切って売に持って行く時にゃア折々店へも行くだ、するとまア私が帰ろうと云うと後から忰が出て来て、是は菓子の屑だから、父さま帰ったらお母に食わせて呉れ、こりゃア江戸なア菓子だと云ってよこすから盗み物でア悪いぞと云うと、なに菓子屋じゃア屑は無暗に食うのだが、己ア食いたくないから取っといて遣るのだと云って己がにくれる、己も心嬉しいから持って来て婆に斯う/\だと云うとなア、婆さま家の婆が悦びやアがって、江戸なア菓子はえらく甘えって悦ぶだ