Japanische Klassiker mit Furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme
もんだが何か欲しい物はないか、金を遣りましょうと云うと、金は入りません難儀を救うは人間の当然で、私は何も欲しい物は有りませんが、富川町へ引越してから家内が干物をする処が無いに困ってる、私も草花が好だから草花でも植えて楽みたいと思うそれには少し許の地面と井戸が欲しいと思って居りますと云うので、旦那は金持だから、それじゃア地面を買って遣ろうと云って、井戸も掘って、茄子の二十本許も植える様にして充がったゞが、何うも彼の按摩取は只の人でなえ、彼の泥坊を押える塩梅が只ではなえと思って旦那が聞いたら、元は侍だが仔細有って坊様に成りまして、それから私が眼潰れましたが、だん/\又宜く成りまして、只今では按摩取を致しますと云うから、何うも然うだんべえ、何でも只の人でなえと思ったッて、私もまア一寸年始に行った時見たが立派な武士で、成程只の按摩取でなえ、黒の羽織を着て、短い木刀を差して、然うして按摩をしたり、針をしたり何かするって、針も中々えらいもんだって、大変に流行るだ、何でもその按摩の名は一徳とか何とか云ったっけ」
婆「はえーい元は侍だって、何様な人だ