Japanische Klassiker mit Furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme
と云うので手下の奴が動かそうとしたが中々動かぬから、こりゃア何ういう重い物だか、是を脊負うのは剛い者だといって手下の者が皆寄ったが持てぬから「手前これを脊負って歩くか」「歩けますが、此の通り足を腫らしたから仕様が有りません」と云うので足を出して見せると、巧く拵えて膏薬を貼って居て「これだから担げません」と云うから「手前は何のくらい力がある」「私は五十人力ある」と云うと、手下の奴が「そりゃア嘘だろう」「なに嘘じゃアない」「いや嘘だ、嘘は泥坊の初まりだが、こりゃア手前が嘘だ」「いや決して嘘でない」という争いになると、北條彦五郎が、なに此の位の物を脊負って動けぬことが有るものかと云うので、連尺を附けて脊負って立ちやアがった、大力無双の奴だから、脊負って立ちは立った所が歩けないで、やっとよじ/\五六足歩くと、修行者が後から突飛したから、ぐしゃッと彦五郎が倒れると、恐ろしい目方の物が上へ載ったから動きも引きも出来ない、すると修行者に首領が打たれたと云うから、そりゃアと鉦太鼓で捕人が行って、手下の奴を押えて吟味すると何処から這入って何処から脱けるという事まですっぱり白状に及んだから、よう/\の事で浅間山の盗賊を掃除したと云うので、是れから其の修行者は剣術も心得て居るだろうから当家へ抱えろという