Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かたきうちふだしょのれいげん

敵討札所の霊験

三遊亭 円朝

Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme

Aozora Bunko

婆「あれえ一緒になって、呆れたなア本当にまア、好え、七兵衞どんに己逢って、汝だけはお婆さんが連れて行く、田舎だアから食物アねえが不自由はさせねえ、十四五になれば立派な処へ奉公に遣って、藤屋の別家を出させるか、然うでなければ己が方の別家えさせるから一緒に行くか」

正「行きたいやア、だから田舎で食物が無くってもお母さんに抓られるより宜いから行くよ」

七「何方かお出でなすった……おやお出でなさい、榮二郎お茶を持って来てお婆さんに上げな、田舎の人だから餅菓子の方が宜いから……宜くお出でなすったね、お噂ばかり致して居りまして、此方から一寸上らなければ成らんですが、何分忙がしいので店を空けられないで、御無沙汰ばかり、まア此方へ」

婆「はい御免なせえ、御無沙汰アして何時も御繁昌と聞きましたが、文吉も上らんではならねえてえ云いますが、秋口は用が多いで参り損なって済まねえてえ噂ばかりで、お前さんも達者で」

七「まことに宜くお出でなすった、帝釈様へお詣りに行こうと思って、帰りがけにお寄り申そうとお梅とも話をして居たが……お梅」

梅「おや宜く入っしゃいました、宜く田舎の人は重い