Japanische Klassiker mit Furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme
事をなさる所を見ませんから、それで貴方は御出家お比丘尼様は此の頃御剃髪と思いまして」
永「それは門前の小僧習わぬ経を誦むで、寺にいると自然と覚えて読んで見たいのだが、また此方は御出家じゃアが、もう旅へ出ると経を読まぬてえ、是が紺屋の白袴という譬えじゃアのう」
又「そうでございますかえ、私はまた御苦労の果じゃア無いかと思って、のう婆さん」
婆「お止しよ、ひちくどくお聞きで無いよ、欝陶しく思召すよう」
又「でもお互に昔は……旦那私はねえ、ちょっと気がさすので、然ういう事を云いますが、この婆を連れて私が逃げまする時にゃア、この婆が若い時分だのにくり/\坊主に致しましてねえ、私も頭を剃っこかして逃げたことが有るね、えゝ是は昔話でございますがねえ」
婆「爺さんお止しよ、詰らない事を言い出すね、よしなよ」
又「なに、いゝや、旦那の御退屈凌ぎだ、爺婆の昔話だから忌らしい事も何もねえじゃねえか」
二十五
又「旦那此の婆はもと根津の増田屋で小澤と云った女郎でございます」
婆「およしよ爺さん」
又「いゝやな、昔は鶯を啼かして止まらした事もある……今はこんな梅干婆で見る