Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かたきうちふだしょのれいげん

敵討札所の霊験

三遊亭 円朝

Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme

Aozora Bunko

、たとえ是れで死にました処が、旦那様何でございます、まア其の本人が坊主でございますから、死んだと云う事を風の便りに聞いて、本当の親と思えば、死んだ後でも悪いとは思いますまいから、お経の一遍位は上げてくれるかと思って、それを楽しみに致して居る訳で」

永「なるほど然うかえ」

又「へえ……まことに長っ話を致しまして」

婆「本当にお退屈様で嘸お眠うございましょう、此の通り酔うとしつこう御座いまして、繰返し一つことを申しまして……さア、此方へお出でよう」

又「宜やな」

婆「誠にお邪魔さまで……さア…此方へお出でよ、また飲みたければお飲りな」

と手を引いてお澤と云う婆さんが又九郎を連れて部屋へ参りました跡で、

梅「旦那々々」

永「えゝ」

梅「もう、此処には居られないからお立ちよ、早くお立ちよ」

永「立つと云っても直に立つ訳にはゆかん」

梅「いかぬたってお前さん怖いじゃア無いか、此処は剣の中に這入って居るような心持がして、眞達の親父と云う事が知れては」

永「これ/\黙ってろ、明日直に立つと、おかしいと勘付かれやアしないかと脛に疵じゃ、此の間も頼んで置いたが、広瀬の追分を越える