Japanische Klassiker mit Furigana
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りょうりいっせきばなし
料理一夕話
北大路 魯山人
Lesen Sie 料理一夕話 (りょうりいっせきばなし) von 北大路 魯山人 (きたおおじろさんじん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 8.841 Zeichen · 18 Bildschirme
わが典座教訓
獣も鳥も魚も虫も、みな相当に理解しているようだ。立派な人間は立派な食物を理解しなければ、不見識の譏りは免れまい。
わが典座教訓
とにかく、隠れた所を穢くしておかぬように厳重に言い付けておくのです。なべもきれいに磨かせて、流し下をきれいにしておけば、そこを流れるごみもきれいに見えるようなものでしてね。塵箱などもやかましく言って、ごみを捨てる所だという考えを持たず、食器などと同様の心持で取り扱わせているのです。
それから、なによりもまず第一に、私は料理人の個性を重んじ、人格を尊んで行くことが大事だと思っていますんです。でなくてはよい料理は出来やしません。周囲を清潔にして、その中に美しい人格を育み、そして、心からの美しい料理をつくらせたいと思っているんですがね。ですから、料理人なども一年も経ちますと、みな変ってきますね。目の付け所も大分変って来ます。
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結局、われわれも茶寮を経営して行かねばならなかったので、利益を度外視して、ものをすることは絶対出来ませんでしたが、われわれがほかと少し違うところは、その経営法が大雑把で、大所高所から見た、すなわち、急がば廻れ式のソロバンをはじいていたことなんです。