Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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さるかにかっせん

日本の神話と十大昔話

楠山 正雄

Lesen Sie 日本の神話と十大昔話 (さるかにかっせん) von 楠山 正雄 (くすやままさお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 36.605 Zeichen · 76 Bildschirme

Aozora Bunko

金太郎はおかあさんの前に手をついて、

「おかあさん、では行ってまいります。」

と言いました。そして、貞光のあとについて、とくいらしく出ていきました。

それから幾日も幾日もかかって、貞光は金太郎を連れて都へ帰りました。そして頼光のおやしきへ行って、

「足柄山の奥で、こんな子供を見つけてまいりました。」

と、金太郎を頼光のお目にかけました。

「ほう、これはめずらしい、強そうな子供だ。」

と頼光は言いながら、金太郎の頭をさすりました。

「だが金太郎という名は侍にはおかしい。父親が坂田というのなら、今から坂田金時と名乗るがいい。」

そこで金太郎は坂田金時と名乗って、頼光の家来になりました。そして大きくなると、えらいお侍になって、渡辺綱、卜部季武、碓井貞光といっしょに、頼光の四天王と呼ばれるようになりました。