Japanische Klassiker mit Furigana
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さるかにかっせん
日本の神話と十大昔話
楠山 正雄
Lesen Sie 日本の神話と十大昔話 (さるかにかっせん) von 楠山 正雄 (くすやままさお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 36.605 Zeichen · 76 Bildschirme
子がには、猿が親がにを殺したから、かたきを討ちたいと言いますと、栗は、
「にくい猿だ。よしよし、おじさんがかたきをとってやるから、お泣きでない。」
と言いました。
それでも子がには泣いていますと、こんどは蜂がぶんとうなって来て、
「かにさん、かにさん、なぜ泣くの。」
と聞きました。
子がには猿が親がにを殺したから、かたきを討ちたいと言いました。すると蜂も、
「にくい猿だ。よしよし、おじさんがかたきをとってやるから、お泣きでない。」
と言いました。
それでも子がにがまだ泣いていますと、こんどは昆布がのろのろすべって来て、
「かにさん、かにさん、なぜ泣くの。」
と聞きました。
子がには猿が親がにを殺したから、かたきを討ちたいと言いました。すると昆布も、
「にくい猿だ。よしよし、おじさんがかたきをとってやるから、お泣きでない。」
と言いました。
それでも子がにがまだ泣いていますと、こんどは臼がころころころがって来て、
「かにさん、かにさん、なぜ泣くの。」
と聞きました。
子がには猿が親がにを殺したから、かたきを討ちたいと言いました。すると臼も、
「にくい猿だ。よしよし、おじさんがかたきをとってやるから、お泣きでない。