Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 7.562 Zeichen · 16 Bildschirme
十二日
三月十三日
十四日
十五日
大いに学んだ。世田ヶ谷へたのむ本少し出す。
十二日
きのう、ひどく疲れ、目もチラチラ、しかし期限だから色紙、短冊三枚かく。
○霜はことしも自身の美しい結晶の法則をかえることなくこの地上におりた。
○洗った髪を夜風にふかせながら見ると、手鏡にはさいかちの梢に出た月も映っているのであった。
○みのをはるかな稚い日の思い出を今朝下って来る笹舟がある。
三月十三日
書いたもの、永田町へ届けて貰う。
午後、てっちゃん来。すっかり経済上のこと話して托す。これで、よほど安心なり。夜よく眠るようになった。かえってからmへ手紙かく、長い長い手紙。切手三枚の書留。
十四日
三十分ばかり、本のことやる。
チンの仔はじめて見た、コロコロで健之助に似て可愛い可愛い、大事にしてくれる人にやりたい。
この頃健之助、美しい赤い顔して実に愉快だ。丈夫な子のきれいだこと。
十五日
仁多見氏のこと戸台さんにきいてやる。三朝のことケイオーにきいてやる、何だか仁多見氏のこと、ゆきそうに思えるが如何。
これと同じ帖面はもうないそうだ。この形のを自分で綴じてつかっていいのだが、紙があるかどうか、本当にこれは気持よい形だ。