Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
こくがくをしんこうすべきのせつ
明六雑誌(中)〔全3冊〕
神田 孝平
Lesen Sie 明六雑誌(中)〔全3冊〕 (こくがくをしんこうすべきのせつ) von 神田 孝平 (かんだたかひら) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 2.338 Zeichen · 6 Bildschirme
猿楽の狂言および俗間の茶番狂言なるもの体裁さらに善し。今一歩を進め、猥雑に流れず時情に濶らず、滑稽の中に諷刺を寓し、時弊を譏諫することなどあらば、世の益となることまた少なからず。
外国にては高名の文人ら、歌章を作り、梨園に附し、脚色を設け、演ぜしむることあるよし。芸園の雅遊というべし。
さて劇場の規模またおおいに興張せざるべからず。大略公園地の法度に準じ、賦金または有志の寄附金等をもって、都会の地ごとに壮麗・宏雄なる公堂を建築し、衆庶公楽の処となし、上は皇上より下は平民に至るまで、同遊偕楽あるに至らばもっとも妙とす。
これを要するに、楽は衆とともにするに如かず。いやしくも衆の楽むところを度として改正せば、あに振興の道なからんや。ひとえに才あり志あり余力ある人の裁制・誘導あらんことを要するのみ。
附言 角力戯は邦人の多く好むところなれども、野蛮の醜風を免かれざるものとす。それ人たるものは、智をこそ闘わしむべけれ。力を闘わしむるは獣類の所業なり。人をして獣類の所業をなさしめ、これを観て楽しむ者もまた人類の所業にかなわず。いったん禁止せばその徒の狼狽もあらん。