Japanische Klassiker mit Furigana
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あけみのうた
曙覧の歌
正岡 子規
Lesen Sie 曙覧の歌 (あけみのうた) von 正岡 子規 (まさおかしき) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 12.667 Zeichen · 26 Bildschirme
米の泉なほたらずけり歌をよみ文をつくりて売りありけども
彼が米代を儲け出す方法はこの歌によりてやや推すべし。(「泉」は「ぜに」と読むべし)
ある日、多田氏の平生窟より人おこせ、おのが庵の壁の頽れかかれるをつくろはす来つる男のこまめやかなる者にて、このわたりはさておけよかめりとおのがいふところどころをもゆるしなう、机もなにもうばひとりてこなたかなたへうつしやる、おのれは盗人の入たらん夜のここちしてうろたへつつ、かたへなるところに身をちひさくなしてこのをの子のありさま見をる、我ながらをかしさねんじあへて
あるじをもここにかしこに追たてて壁ぬるをのこ屋中塗りめぐる
家の狭さと、あるじの無頓着さとはこの言葉書の中にあらわれて、その人その光景目前に見るがごとし。
おのがすみかあまたたび所うつりかへけれど、いづこもいづこも家に井なきところのみ、妻して水汲みはこばする事もかきかぞふれば二十年あまりの年をぞへにきける、あはれ今はめもやうやう老にたれば、いつまでかかくてあらすべきとて、貧き中にもおもひわづらはるるあまり、からうじて井ほらせけるにいときよき水あふれ出づ、さくもてくみとらるべきばかりおほうあるぞいとうれしき、いつばかりなりけむ□「しほならであさなゆふなに汲む水もからき世なりとぬらす袖かな」