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Japanische Klassiker mit Furigana

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とうようがくじんをおもう

東洋学人を懐う

大隈 重信

Lesen Sie 東洋学人を懐う (とうようがくじんをおもう) von 大隈 重信 (おおくましげのぶ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 3.531 Zeichen · 7 Bildschirme

Aozora Bunko

国憲統一の理想

当時の官省は旧思想の人物を以て充たされていたから、新智識を有するものを欲することは大旱に雲霓もただならずである。そこで早速我輩の部下に任用したが、果して学問の造詣深きのみならず経綸の才があって、種々の方面に我輩の参謀となり秘書となって輔佐してくれた。もし何事か為す場合に、我輩一策を建つれば直ちにこれに骨を接ぎ足し肉を付け、そしてちゃんと形を整えて提供し、その案は往々我輩の考うる以上のものがあった。

国憲統一の理想

小野君は常に我輩に向って、この日本の藩閥政治、武断政治は永く我が国を隆盛ならしむる道に非ず、宜しくこれらの権力を打破して分離せる国権を統一するには、欧州文明諸国の如く憲法政治を布くに如くはなしという意見を漏らしておった。我輩もこれと全く同じ意見を有しておったので、まずその手段の一として会計検査院なるものに大なる権力を賦与して、政治機関運転の原動力たる会計の検査を厳密にせば、これによりて従来乱用せられつつある国権を制し国帑の濫費を防ぐが故にこれを実行し、梓君は今日の会計検査官の地位を占めたのである。そしてその蘊蓄せるところの智識、ことに財政上に於ける意見を吐露するの機会を得たのである。