Japanische Klassiker mit Furigana
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まつとふじげいぎのかえもん
松と藤芸妓の替紋
三遊亭 円朝
Lesen Sie 松と藤芸妓の替紋 (まつとふじげいぎのかえもん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 46.921 Zeichen · 94 Bildschirme
ふみ「なにお前さんは親の家を潰してしまった人だわ」
徳「後生だから」
福「大変大変お内儀さん大変でございます」
ふみ「何だね、仰山な」
福「旦那が腹ア切ったッてえ知らせが………妻恋坂下で旦那が腹ア切って居るって、気が狂ったんでしょうか」
ふみ「旦那が妻恋坂下で腹、まア誰か往って見たのか」
これを聞くと徳藏は、
徳「はてな妻恋坂下と云えば昨夜乗せた客だが、あれが奧州屋新助では無いか」
と気が附いたから少し酒の酔が醒めた。
徳「直ぐに帰るから、些と無くてはいけないから、五両でも三両でも……係り合の事が有って車を置いて来た」
ふみ「何だよ私の家は取込んでいるよ困るね、是でも持って往っておくれ」
と有合わした小遣を遣り、子供を抱いたり負ったり致して、番頭立合で往って見ると、なさけなき死様だ、常に落著きまして中々切腹する様な人では無いが、何う云う訳か頓と分らない。拠なく此の事を訴えますと、検屍事済になって死骸を引取りまして、下谷の広徳寺に野辺送りをする事に成りましたが、誰が殺したか頓と知れませんで居りましたが、是が自然に知れて来ると云うは、悪い事は出来ん