Japanische Klassiker mit Furigana
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まつとふじげいぎのかえもん
松と藤芸妓の替紋
三遊亭 円朝
Lesen Sie 松と藤芸妓の替紋 (まつとふじげいぎのかえもん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 46.921 Zeichen · 94 Bildschirme
妻「好いことね、此の間も稻ちゃんだの小しめさんも来てね、噂たら/″\さ、心掛けの善い人というものは、まア誠に妙なものだ、美代ちゃんのくらい運のいゝ人は無い、世にはとんだ者に騙されて、いくらも苛いめに遭うものが多いのに、自分の思う所に請出されて行って御新造に成ると云う、そんな結構な事は何うも誠にねえ、おや是ゃア御免なさいましよ、始めておほゝゝゝ私アまア浮かりとして、只お懐かしいので美代ちゃんの事ばかり………藤川様とか……誠にね、予てお噂には伺って居りましたが……そうでございましたか、遂ね、心安立にもうね、まア美代ちゃん/\と言慣けて居るもんですから御新造様の事をホヽヽ、私はがら/\して居りまして、そうでございましたか………何うもお二人様ともお雛様を一対列べたようで………御緩くりなすって、今旦那が帰って来ますと自分で手料理が出来ますが、生憎居ないから、まア緩くり遊んで居て下さいな、生憎降って来ましたが大した降りも有りますまいけれども、まア、それに此の間ね新藏さんがお出でなすったが、その折あなたがお店に坐って居たって、元が元だから商人の店にでも官員でも何処へ出しても本当に上品のお内儀さんだってお噂致して居りました、大層お似合いなすった