Japanische Klassiker mit Furigana
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えどかとうきょうか
梵雲庵雑話
淡島 寒月
Lesen Sie 梵雲庵雑話 (えどかとうきょうか) von 淡島 寒月 (あわしまかんげつ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 33.841 Zeichen · 73 Bildschirme
西洋蝋燭
舶来屋
これを私の父が模倣して浅草公園で興行しようと計画したことがありましたが都合でやめました。
西洋蝋燭
明治五年初めて横浜と新橋との間に汽車が開通した時、それを祝って新橋停車場の前には沢山の紅提灯が吊るされましたが、その時その提灯には皆舶来蝋燭を使用して灯をつけたものです。その蝋燭の入っていた箱が新橋の傍に山のように積んで捨ててあったのを覚えています。これが恐らく西洋蝋燭を沢山に使った初めでしたろう。その頃は西洋蝋燭を使うなどということは珍らしかった時代ですから大分世間の評判に上りました。
舶来屋
その頃から西洋臭いものを売る店が比較的多くありました。こういう店では大抵舶来の物を種々雑多取り交ぜて、また新古とも売っておりました。例えばランプもあれば食器類もあり、帽子もあればステッキのようなものもあるといった具合で、今日のように専門的に売っているのではなかったのです。それでこういう店を俗に舶来屋と呼んでいました。私の今覚えていますのは、当時の読売新聞社と大倉組との間あたりにこの舶来屋がありました。尤もこの店は器物食器を主に売っていました。それから大倉組の処からもう少し先き、つまり尾張町寄りの処にもありました。