Japanische Klassiker mit Furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme
義理になって居りますから此の世で添えないくらいなら死ぬ方がましと覚悟を致しました、お村も義理のわるい借財があって、旦那を取らんければどうしても女郎(じょうろ)に売られるから死んで仕舞うと覚悟を致した処から、終(つい)に心中する事になりました、どうか大晦日までに二百六十両を貴方御才覚下すって、返して下さいまして、其の外に百両程ありますから其の借を返して下さいまして、お村のお母(ふくろ)は慾張った奴でございますから、貰い切(きり)にするには三百両とも申しましょう、それをお母に遣って下さいまして、店の一軒も持たせて下さるように願います」
文「莫大(ばくだい)に金が入(い)る、それは困ります、中々私(わし)は無禄(むろく)の浪人で金の生(な)る木を持たんから六七百両の金はない。殊(こと)に押詰(おしつま)った年の暮でしようがないが、金をよしにしてどうか助ける工夫はありませんか」
友「それがいけない故に死ぬ了簡にもなったのでございますから、若し金が出来なければどうでもこうでも死にまする覚悟でございます」
文「そんな事とは知りませんから、うっかりお助け申そう