Japanische Klassiker mit Furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme
森「大層お肴がありやすねえ」
あ「さアお喫(あが)りよ」
森「戴きやす、御新造(ごしんぞ)のお酌で酒を飲むなんて勿体(もってえ)ねえことです、えーどうも旨いねえ」
あ「ちょいと種々(いろ/\)森さんのお世話になり、買物をするにも勝手が知れないから聞くと、私が買って上げようと云ってお世話になるから、何か買って上げようと思ったが、宅(うち)へ知れると年寄に訝(おか)しく思われるから思うようにいけないが、これは少しだがお前さんに上げるから」
森「こんな事をなすっちゃアいけませんよ」
あ「ちょいと私が、お前さんに袷(あわせ)の表を上げたいと思って持って来たよ、じゃがらっぽいがねえ銘仙(めいせん)だよ、ぼつ/\して穢(きたな)らしいけれども着ておくれでないか」
森「戴く物は夏もお小袖と云うから結構でござえやす」
あ「斯うしよう、お前の着物の寸法を書いておよこし、良人(うち)の留守の時縫って上げよう」
森「こりゃア有難い、これはどうもお前さんのような御気性な人はねえや、ちょくで人を逸(そら)さないようにして…あなたの所(とこ)の旦那はお堅うござえやすねえ」