Japanische Klassiker mit Furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme
のが厭だから私は餓死致します、親父(おとっ)さまは早く此の世をお逝(なくな)り遊ばし、母親が甘う育てたからお前が左様なる身持になり、親分とか勇肌(いさみはだ)の人と交際(つきあい)をして喧嘩の中へ入り、男達(おとこだて)とか何(なん)とか実にどうも怪(け)しからん致方(いたしかた)、不埓者め、手前も天下の禄を食(は)んだ浪島の子ではないか、左様なる不孝不義の子の顔を見るのは厭でございますから喫(た)べずに死にますが、私が死ぬのは私が勝手に餓死致すのではなく、手前が乱暴を働くのを見て居(お)るのが辛いから食(しょく)を止(とゞ)めて死ぬのじゃによって、仮令(たとえ)手を下さずとも其方(そなた)が親を乾(ほ)し殺すも同じじゃによって左様心得ろ」
文「へえ、それは重々恐れ入りました、お母様(っかさま)真平(まっぴら)御免遊ばして下さいまし、是れまで余儀ない人に頼まれ、喧嘩の中へ入りましたのは宜しくないとは心得ながら、止(や)むを得ず人の為に身を擲(なげう)って事を致しましたことが再度ございましたが、お母様の只今の御一言で文治郎実に何(なん)ともかともお詫の致し様がございません、只今のお小言に懲りまして決して他(た)へ出ません、お母様のお側を離れません、喧嘩のけの字も申しません