Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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なりひらぶんじひょうりゅうきだん

業平文治漂流奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme

Aozora Bunko

のはありませんか」

友「へゝお珊瑚(さんご)にいたして、へえ/\却(かえ)って大きいと斯(こ)う云うお提物にはいけませんから、六分(ぶ)半ぐらいにいたして、へい只今宅にございませんが、お出入先へ参って居りますから持参致します、これは古渡(こわた)りの無疵(むきず)で斑紋(けら)のない上玉(じょうだま)で、これを差上げ様と存じます……お根付、へい左様で、鏡葢(かゞみぶた)で、へい矢張り青磁(せいじ)か何か時代のがございます、琥珀(こはく)の様なもの、へえ畏(かしこま)りました、取寄せて持参致しますが何方様(どちらさま)で」

士「えー名札を失念したが硯箱(すゞりばこ)を」

友「へえ/\畏りました」

…すら/\と書いて、

士「本所だよ」

友「成程、本所北割下水大伴様、へえ明後日ではお遅うございましょうか」

士「宜しい、朝来ては困るから願(ねがわ)くは夕景から来れば他へ出ずに待っているよ」

友「へえ/\畏りました」

士「此の莨入を二つ買うが如何程(いかほど)だえ、左様か、釣(つり)は宜しい、宅へ来た時序(ついで)に持って来てくれ」

友「有難うございます、恐入(おそれいり)ます、お茶も碌々(ろく/\)差上げませんで、明後日は相違なく夕方までに持参いたします、へえ/\有難うございます、左様ならお帰り遊ばせ」