Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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なりひらぶんじひょうりゅうきだん

業平文治漂流奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme

Aozora Bunko

のを忘れておしまいか、お前は性来(せいらい)で人と喧嘩をするが、短慮功を為さずと云うお父様の御遺言(ごゆいごん)を忘れたか、母の誡(いまし)めも忘れて、額(ひたい)へ疵を拵えて来るような乱暴の者では致し方がない」

文「いえ/\中々喧嘩口論などは彼(あ)の後(ご)は懲りて他(よそ)へも出ませんくらいでございますから決して致しません」

母「いゝえなりません、男親なら手討にする処私も武士の家に生れ、浪島の家へ嫁(かたづ)きましたが、親父様(おやじさま)のない後(のち)は私がなり代って仕置をしなければならぬ、何(なん)のことだか血の流るゝ程面部へ傷を付けて来るとは怪(け)しからぬ、其の方の身体ではあるまい、母の身体であるぞ、其の母の身体へ傷を拵えて来るのは其の方が手を下(おろ)さずとも母の身体へ其の方が傷を付けたのも同じこと、又先方の者を手前が斬って来た様子」

文「どう致しまして、なか/\人を害すようなことは先頃から致しません」

母「いゝえ成りません、顔の色が青ざめて唇の色まで変って居(お)る、先方の人を殺さなければ、これから斬込むという様子、若(も)し未(ま)だ殺さなければ母の身体に傷を付けた