Japanische Klassiker mit Furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme
町「其の方は屹度(きっと)今日家(うち)へ入(いら)っしゃいますよ」
庄「来られちゃア困るなア、そんな方が入らしっては実に赤面だ」
町「それでも屹度来ますよ」
庄「困るなアお茶でも入れて上げな」
町「お茶はございませんよ」
庄「それではお菓子でも」
町「お菓子は昨夜(ゆうべ)戴いたのを貴方(あなた)が三つあがって、あとは仏様に上げてありますから、あれを上げましょうか」
庄「それでも戴いたものを又上げるのは変だのう」
町「あれ入っしゃいましたよ」
庄「文治郎様が入っしゃいましたと」
町「なアにそうじゃアございませんでした、秋田穗庵さまが入しったのでした」
庄「まア此方(こっち)へお上りなさい」
秋「はい今日(こんち)は番町(ばんちょう)辺(へん)に病人があって参り、帰りがけですが貴方のお眼は何(ど)うでございますな」
庄「些(ち)っとも癒(なお)りません、少しも顕(げん)が見えません、どうもいけませんから、これじゃア薬も止(や)めようかと思って居ります」
秋「それがナ貴君(あなた)のお眼は外障眼(がいしょうがん)と違い内障眼(ないしょうがん)と云って治(じ)し難(がた)い症ですから真珠(しんじゅ)、麝香(じゃこう)、竜脳(りゅうのう)、真砂(しんしゃ)右四味(しみ)を細末にして、これを蜂蜜(はちみつ