Japanische Klassiker mit Furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme
庄「黙んなさい、嫁に貰いようを知らんものがあるかえ、仮令(たとえ)浪人者でも、一人の娘を妾にはせん、婚礼の式は正しゅうしなければならん、お前の先生は嫁の貰いようを御存じないか、見合いも致さず、結納(ゆいのう)も取交(とりかわ)さず、媒妁も入れなければ婚姻にはならん、汚らわしい金なんぞは持って帰らっしゃれ」
と膝の所へ金を打付(うちつ)けました。
八十「これはしたり、何も金を持って来る訳ではござらんが、師匠が申したから持って参ったので」
庄「師匠が金を持って往(ゆ)けと云ったら何故止めん、金を持って往けば先方で立腹するだろうとか何(なん)とか云って、止めなければならんのが弟子の道であるに、師匠が申付(もうしつ)けだと云って、それをいゝ事と心得、何故持って参った、師匠が馬鹿なら弟子まで馬鹿だ、馬鹿士(ざむらい)とは汝(なんじ)のことだわい」
八十「此奴(こいつ)なんだ、怪(け)しからん、無礼至極」
と云いながら長柄(ながつか)へ手をかけて抜こうとすると、小野は丸で見えんのではないから持って居った煙管(きせる)で臂(ひじ)を突きますと、八十兵衞は立上ろうとする