Japanische Klassiker mit Furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme
さ「お寒くなりました、段々押詰(おしつま)って来るから何(なん)だか寒さがめっきり身に染(し)みますよ、今一杯始めた処サ」
月「朝からお酒で大層景気が好(い)い事ねえ」
さ「一つお上りなはいな」
月「昨宵(ゆうべ)ね少し飲過ぎてお客のお帰んなすったのも知らないくらいに酔い潰(つぶ)れたが、例(いつも)のきまりだから仕方がない」
さ「失礼だが一杯お上りよ、私がお酌をするよ、本当に姉さんはお村を彼此(かれこれ)云ってくださるから有難い事だって、平常(ふだん)そう云っているのだよ、何(なん)でも姉さんの云う事を肯(き)かなけりゃいけねえって、そう云っているのだから、何事も差図をしてお貰い申す積りさ、何(なん)てっても未(ま)だ年がいかねえから、時々跣足(はだし)でお座敷から駈け出して帰って来たりするから、何(なん)とかお思いかと心配してるのサ」
月「お母(っか)さんは何時(いつ)も壮健(たっしゃ)だねえ」
さ「えゝ私(あたし)ア是まで寸白(すばく)を知りませんよ、それに此間(こないだ)は又結構なお香物(こう/\)をくだすって有難うございました、あれさ、お重ねよう」