Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme
のを、漸々(よう/\)此の位に仕上げたから、これから私が楽をしようと思ってるに、否(いや)も応(おう)もあるものか、親の言葉を背く餓鬼ならば女郎(じょうろ)にでも叩き売って仕舞います、利(き)いた風(ふう)な、芸一方で売るって私は知らねえ振りをしていれば、手前(てめえ)の好いた男なら上流(うわて)くんだりまで往って寝泊りをして来やアがるだろう、私は知るめえと思ってようが、芝口(しばぐち)の袋物屋の番頭に血道を揚げて騒いでいやアがる癖に」
月「まア静(しずか)におしよ、世間へ聞えると見(みっ)ともない、お村はんは私が篤(とっ)くり意見をして得心させるから私にお任せよ」
と泣いて居りまするお村の手を取って二階へ連れて上り、
月「お村はん勘忍しておくれよ、本当に邪慳(じゃけん)なお母(っか)さんだ、太い煙管でお前の顔を無茶苦茶に打(ぶ)って怪我でもしたら何(ど)うする積りなんだろう、怖いお母さんだねえ、今までお前はまア能くあのお母さんの機嫌を取ってお出(いで)たねえ」
村「姉さん、誠にお前さんの云う事を肯(き)かないで済みませんが、私も七歳(なゝつ)から育てられ、お母さんの気性も知っていますが、彼様(あんな)邪慳な人は世に余(あん)まり有りません、此の頃のように寒い