Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
ひかくしんわがく
比較神話学
高木 敏雄
Lesen Sie 比較神話学 (ひかくしんわがく) von 高木 敏雄 (たかぎとしお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 177.624 Zeichen · 348 Bildschirme
第一の点に関しては、日本神話に類似の例あり。雉名鳴女が天若日子の動静を探らんが為めに、遣わされしときも、若日子が門なる湯津楓の上に居たりと云い月読尊の保食神の許に到りしときも、其門前なる湯津楓に倚りて立ちしと云う。蘇格蘭の求婚説話に於ては、青年英雄巨人の処に至る。屡ば巨人に苦しめられしも、其女の助によりて、悉く難を免がるるを得たり。最後にかの女、青年英雄に勧めて、先ず逃走せしめ、自ら亦た、直ちに踵で来る可きを約す。是に於て、青年英雄先ず逃れて、或国王の許に至る。巨人の女、次で逃走せしが、巨人追い来りしも、途にて溺れて死す。巨人の女は、かの青年を止めし、国王の処に至りしも、直ちに内に入ることを為さず。井の傍なる樹に上りて、之を窺う。この時国王の園丁の女、水酌まんが為めに、井に行き、水中の影を見て、我影なりと信じ、自ら己れの美なるを驚く。その母次に来り驚くこと始の如し。最後に園丁自ら来りて、巨人の女を見て、率て内に入る。此一節と、海宮行のかの条との類似は、甚だ著しく、到底之を偶然の類似なりとは、観察するを得ず。思うに此一節は、其性質上、大国主ノ神の求婚説話に、附属す可きものとす。