Japanische Klassiker mit Furigana
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ひかくしんわがく
比較神話学
高木 敏雄
Lesen Sie 比較神話学 (ひかくしんわがく) von 高木 敏雄 (たかぎとしお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 177.624 Zeichen · 348 Bildschirme
と「富士」との国音の類似、即ち一個の意識的語原論に外ならざるざり。この説話は『竹取物語』、『富士山縁起』その他を経て、謡曲『富士山』に至って、次の形式を取る。
昔し鶯の卵化して、少女と成しを、時の帝の皇女に召されしを、時至りたるか、天にあがり給いし時、かたみの鏡に、不死の霊薬を添えて、置き給いしを、後日に富士の岳にして、その薬を焼きしより、富士の煙は立ちしなり。皇女に備わりて、鏡に不死の薬を添えつつ、別るる天の羽衣の雲路に立ち帰って、神となり給えり。帝その後、かくや姫の教えに随って、富士の高嶺の上にして、不死の薬を焼き給えば、煙は万天に立ち登って、雲霞凰に薫じつつ、日月星宿もさながら、あらぬ光りをなすとかや。
ロ、姨捨山
姨捨を訓して「オバステ」と読むも、その意義は恐らく、「姨を捨つる」の謂にあらず。或は云う、「オハツセ」転訛して「オバステ」となれりと、その果して正しきや否やを知らず。但し我国古来、老病者遺棄の忌む可き風習の存ぜしことは、明かに正史の証する所なり。「姨捨」の、文字が、この風習の存在の記臆と結合して、彼山に老病者を棄てしとの説話を生じ、之によりて山名の起原を説明するに至りしなり。