Japanische Klassiker mit Furigana
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ひょうこのわかさぎ
氷湖の公魚
佐藤 垢石
Lesen Sie 氷湖の公魚 (ひょうこのわかさぎ) von 佐藤 垢石 (さとうこうせき) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 1.447 Zeichen · 3 Bildschirme
白菜と合わせてチリ鍋にすれば、思わず晩酌を過ごす。
湖上で、結氷しない十二月中旬までは小舟に乗って釣るのである。竿は二間半か二間で、胴も穂先も硬いもの、道糸は秋田の十五本撚り。錘から上三、四尺は二厘柄のテグスを使い、錘は三匁の銃丸型がいい。鈎はドブ釣り用の加賀の毛鈎を四、五本つける。万事鮎のドブ釣りの仕掛けのつもりで作って、錘から上四尺くらいのところから五寸間隔に、赤い毛糸で三、四ヵ所目印をつける。これで魚の当たりを知るのである。
ほんとうに釣趣を味あうは、湖面が一杯に氷で張り詰めてからであろう。厚い氷に一尺四方くらいの穴をあけ、尻に蓆を敷き、傍らに石油缶を切った火鉢を置いて冬の朝、紫光の公魚を手にする興味はまことに深い。仕掛けは舟釣りの時のままで竿は穂先だけ三、四尺で充分である。目印が微かにふける。合わせる。掛かる。湖面が結氷すれば、相馬山から摺臼峠へかけてスロープは広々とした雪である。伊香保の湯を足場としてスキーとスケートを楽しむかたわら、榛名湖の釣興をおすすめしたい。