Japanische Klassiker mit Furigana
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わたしのこどもじぶん
沖縄女性史
伊波 普猷
Lesen Sie 沖縄女性史 (わたしのこどもじぶん) von 伊波 普猷 (いはふゆう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 29.877 Zeichen · 60 Bildschirme
とあるのを見ても明白であります。これじつに今から二百四十七年前のことである。前にも申上げた通り、時之大屋子という覡は民間において勢力を有していたばかりでなく政府の御用をも務めたのであるから、当時の社会においてはかなり枢要な位地を占めていて劇文学の材料にまでなったくらいであります。余計な事とは思いますが、昔□時之大屋子のことを想像する便りにもと思って「孝行の巻」という組踊を紹介することに致しましょう。御参考にもなることと思いますから原文のままを御覧に入れようと思います。最初に頭が出て来て、
出様来る者や、伊祖の大主の御万人の中に頭取聞ちゆる者どやゆる、お万人のまぢり誠よ聞留めれ、ムルチてる池に大蛇住で居とて、風の根も絶らぬ、雨の根も絶らぬ、屋蔵吹くづち、原の物作も、根葉からち置けば、昨年今年なてや、首里納めならぬ、那覇納めならぬ、御百姓のまじりかつ死に及で、御願てる御願、祈べてるたかべ、肝揃て立てゝ、肝揃て願げは、時のうらかたも神のみすゞりも、十四五なるわらべ、蛇の餌餝て、おたかべのあらば、お祭りのあらば、うにきやらや誇て、又からや誇て、作る物作りも時々に出来て、御祝事ばかり、百果報のあんで、みすゞりのあもの、心ある者や、御主加那志御為、御万人の為に、命うしやげらば、産し親やだによ、引はらうぢ迄もおのそだて