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Japanische Klassiker mit Furigana

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かいていとし

海底都市

海野 十三

Lesen Sie 海底都市 (かいていとし) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 84.118 Zeichen · 168 Bildschirme

Aozora Bunko

返事とともに怪物群は、一せいに頭部をゆすぶって奇声を放った。それはあざけりの笑い声のようにひびいた。

「僕には信じられない。ほんとうに君たちも人類であるなら、ちゃんと姿をあらわしたがいいではないか。そんな揚げない前の天ぷらみたいな恰好で僕の前に立っていて、おかしいではないか」

鋸の目たて大会のように、きいきい声がはげしくおこった。が、そのうち別の声がすると、きいきい声はぴたりとしずまった。

「ではヤマ族君」と相手の声がいった。

「われわれは姿を見せるであろう。今まで姿を見せなかったのは、一つには防衛のためであり、また一つには君たち劣等な人類がわれわれを見て、気が変になるような事があっては困ると思ったからだ」

劣等な人類――とは、何事であるかと、僕は少々むかむかしたが、それはおさえた。誰が気が変になんかなるものか。

「御念の入ったごあいさつです。気が変になんかなりませんから、早く素顔と素顔とをつきあわせましょう」

そういってしまってから、僕はしまったと思った。なぜなれば、こっちは潜水兜なんかをからだにつけているのだ。これをとって素顔を見せたりすると、たちまちあっぷあっぷで土左衛門と変名しなくてはならない。