Japanische Klassiker mit Furigana
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うんのじゅうざはいせんにっき
海野十三敗戦日記
海野 十三
Lesen Sie 海野十三敗戦日記 (うんのじゅうざはいせんにっき) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 83.094 Zeichen · 167 Bildschirme
私「とうとうお爺さんお婆さんになったぞ」
英(※夫人)「女の子の名前だけしか書いて送らなくて損をしたね。こんどは皆揃って東京へ来てくれるのが楽しみだ」
陽(※陽子、次女)「電報と声がしたんで、あたしが玄関へあまり勢よくとび出していったもんだから、郵便局の人が笑っていたわよ」
暢(※暢彦、次男)「ヘえ。じゃあ郵便局の人、中を読んで知っていたんだよ」
晴彦(※長男)「やっぱりおれのいったとおり、ちゃんと男の子だ」
昌彦(※三男)「わしはおじさんだ」
◯「育郎」という名前がついた由。七百八十五匁。
二月八日
◯雪あがり、どんどん融け始む。
◯いよいよ時事通信甲府版の「超人来る」執筆を始む。第一回を漸く書きたるのみ。
◯昼間停電、うちを始め四軒だけの停電と分る。蒲田氏のところにてヒューズの太いのを入れしため電柱上のキャッチのヒューズ切れと覚えたり。当日おひる頃同氏邸にて工事なし、電気を切りしらしく松原氏ヘ「お宅は停電しませぬか」ときき合わせたるナッパ服の人ありとの事。
右につき、英(ひで)、松原夫人行きて話をなせしが、蒲田夫人仲々これを承服せず、雪のため切れしものにて宅に失敗はなしとの強論ありしが、結局昼間のナッパ服の人現われ、キャッチを直して午後六時半頃、電気つく。