Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

いぬ

犬

三遊亭 金馬

Lesen Sie 犬 (いぬ) von 三遊亭 金馬 (さんゆうていきんば) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 7.861 Zeichen · 16 Bildschirme

Aozora Bunko

肉屋の方でもこれは犬に食わせるのだと思っている。また犬も自分が食べる物と思って行くが、そこが畜生の浅ましさである。主人が余計に食べて犬には噛み切れないような固いところを御褒美にやる。よく犬が労働争議を起こさなかったものだ。菓子屋の風呂敷も別にして、この式をやるうちに風呂敷の臭いで覚えるのか間違いなく行くようになる。

いろいろな芸事を教えるなかで「ワン」だけは一番後に教えないと、何時でもワンといえば何かくれるものということを覚えてうるさくって困るものだ。いたずらにでも悪い芸は教えるものでない。「ねんね」というと横になる。それまでは良かったが「不見転」というと仰向けに寝て、腹をだして妙な格好をする。しじゅう楽屋へ連れて行くが亡くなった三升家小勝師匠(五代目)がこの犬が大変お気に入りで、連れて行くと必ずこの不見転を面白がってやらせる。どんな雑種でも「持ってこい」などははやく覚える、ぼくの家ではスポンジボールを放って持ってこいという。これも始めは持ってきても口にくわえて放さないものだが、御褒美に菓子をやるとすぐに放すようになる。キャッチボールのパスボールを取ってきてくれるのは大変便利であるが、歌笑が連れて神宮外苑の野球場に中等学校の試合があったときに、外野で例の通り綱をつけずに見ていたが、センターへヒットがきた