Japanische Klassiker mit Furigana
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Lesen Sie 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 374.755 Zeichen · 745 Bildschirme
伸子は題名として今日では古典として明瞭になりすぎていて、人物の展開のためには、てれくさくてつかえなくなってしまっています。伸子、朝子、ひろ子、そういう道で脱皮してゆきます、面白いわね。朝子は重吉の出現までの一人の女に与えられたよび名です。朝子が万惣の二階で野菜サンドウィッチをたべるような情景から、彼女はひろ子となりかかるのです。そして、それからはずっとひろ子。
「広場」では、これまでのどの小説もなかった一つの主題を最も健全に扱っていると信じます。そのことでは小さいながら一つの大きい意味があります、尤もそこいらの月評家にこれは分らないでしょうが。横光が『文春』に「旅愁」をかいています。外国の生活と日本の心とのニュアンスを扱おうとしている、彼流に。そういう小説とは別種のものとしての意味で。
「広場」は、もう一展開したかきかたがされると非常に完璧なのです。事情によって半月形のようなところあり、満月でなく。それは作者として心のこりですが、これも一つの案でしょう、そういう部分追補にしてつかえるようにとっておけばいいじゃないの、そうでしょう?
ひろ子は「雑沓」